熊本駅と熊本城の間に広がる新町は、さかのぼること400年前、加藤清正公が熊本城を築城された際に造られました。熊本ならではの工芸、史跡、そして伝統の食を伝える店が軒を連ね、今も尚市民の憩いの町として愛される風情あふれる城下町です。
当店はこの城町の一角で、熊本の自然と地域の皆様のご愛顧に支えられ、昭和30年の創業から変わらぬ味を提供し続けています。趣ある古い石橋や家屋の間を縫うように走る路面電車。町を流れる坪井川、そこに泳ぐ鯉、熊本城へ続く銀杏並木。当店へお越しの際は、是非城下町散歩を楽しまれてください。
村上カラシレンコン店
〒860-0004
熊本県熊本市中央区新町3-5-1
(毎週土曜日定休)
電話番号:096-353-6795
FAX番号:096-322-1025
メール:info@murakami-karashirenkon.jp
西南の役の頃、現在の熊本市は至るところは戦火の影を帯び、まさに地獄の様相でした。そこに住み、そこで生活をする私たちは、何人もそれを忘れてはいけないという願いを込め、市街地の中に建てられました。
熊本城内と城下町を結ぶ接点であった新一丁目御門の前には「札辻」と呼ばれる広場がありました。この「札の辻」が里程元標にあたり、里数を測る始点とされたのがここであり、歴史街道の起点を保存し、後世に伝えるものです。
新町は、人気漫画「るろうに剣心」主人公のモデルといわれる河上彦斎(かわかみげんさい)の生誕の地です。地域のお祭りでは地元の子どもたちによる河上彦斎の劇を行うをするなどされ親しまれています。
明治八年三月二十日熊本県で最初に電信の取扱いを開始した熊本電信局があったところです。当時町々では文明の利器「電信」のうわさでもちきりで誰いうともなくこのあたりは電信町と呼ばれていました。
清爽園は、新町熊本城傍にある美しい庭園です。歴史を感じさせる石橋が架かり、春には桜が舞い、秋には紅葉を楽しめる美しいこの庭園は熊本城の直ぐ近くにありながら、あまり人が来ない穴場で、熊本城巡りのご休憩にオススメです。
からし蓮根に縁の深い「細川家」に関する邸宅跡。全国有数の上級武家屋敷としての格式を持っており、熊本県の重要文化財指定されています。貴重な江戸時代の大名邸宅は、一歩足を踏み入れるだけで背筋が伸びます。
御客屋とは、江戸時代に肥後藩が抱えていた迎賓館のことです。幕末の頃、かの勝海舟と坂本龍馬が横井小楠の教えを請うため来熊し宿泊するなど、熊本に縁ある偉人達の活躍を語り継ぐ貴重な場所と言えます。
さかのぼること400年以上前、熊本城城主「加藤清正公」が、花岡山方面からの敵の侵入を防ぐために計二十九の門を造られました。高麗門はその内の1つで、熊本城まで通じる通用門でありました。